日記・繭の記憶/Cocoon Memories

アーティスト荒木珠奈の2018年夏予定の展覧会(インプリントまちだ@町田市国際版画美術館)にむけて、蚕を飼ったり、制作準備等の記録です。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

繭玉飾り、(ひとり)どんと焼き

小正月の頃、日本の様々な地方で繭玉飾りがつくられます。養蚕が盛んだった時代には 、豊蚕を祈ってつくられたそうです。 現在ではそのお餅を焼いて食べると無病息災といわれ、去年のだるまさんやお札などを焼く、どんと焼きの火であぶって食べます。 私の地…

糸引き

子供と私が年末の休みに入った頃、蚕の繭から糸を引いてみました。 糸引きに使う繭は、蛾が羽化する前に冷凍庫にいれておきました。蛾が羽化をして、繭に穴を開けてしまうと、その繭からは糸引きができないそうなのです。 夏にうちから蚕を分けて、同時期に…