日記・繭の記憶/Cocoon Memories

アーティスト荒木珠奈の2018年夏予定の展覧会(インプリントまちだ@町田市国際版画美術館)にむけて、蚕を飼ったり、制作準備等の記録です。

かいこ飼育日記(37日目)

 

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9/29 '17(37日目)孵化した状態で郵便で届いてから、37日目。(数えなおしてみた) また繭を切り開いて、蛹を観察しています。
糸を吐き終わって3日後位のかいこです。繭の中で一回脱皮し、すっかり蛹の体になっています。脱いだ皮が体の横にあって、なんだか律儀な感じがします。
色が薄〜濃茶色に変わっていくそうですが、2日経っても微かな変化しか見られません。触るとビョコビョコ動きます。
開いてから2日目には、1頭がひっくり返っていました。写真は背中側。
繭は良く切れるハサミでも、かなり固く、厚紙を切っている感覚です。あの細い糸の集積で…と驚きました。
⭐︎2018年夏「インプリントまちだ展2018」町田市立国際版画美術館にて開催予定⭐︎